梅シロップを作る。6月は梅、産直のお店にもたくさんの梅が並びます。

この記事は編み物ブログより引越してきました。リライトして再掲載しています。

 

暑い日が多くなりました。最近は日差しの力強さを感じます。6月は梅の季節。毎年つけている梅シロップのこと、まとめておきたいと思います。

 

梅が手に入る時期

宮城県では、およそ6月に入ったころから梅の収穫が始まり、道の駅や産直のお店にたくさん並びます。だいたい6月いっぱいは手に入りますが、見かけるとすぐにでも買いたくなります。まずは4キロ購入してきました。そのうち2キロはあらかじめ冷凍しています。

 材料

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▲梅2キロ、冷凍梅2キロです。あらかじめ洗ってへたを取ってあります。お砂糖は、梅と1対1になるよう用意しています。今回は合計4キロ。

使用している容器のこと

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▲果実酒をつけるための4Lのガラスビンです。中に内ぶたが付いていて、梅酒をつけたときなどに使いやすいよう、注ぎ口もついていました。果実酒用なので、密閉構造ではないそうです。
途中、中身を混ぜるためにビンを振ったり、斜めに傾けて転がしたりするので、4Lまがちょうどいい大きさ。それ以上は重いから分けて作った方が扱いやすいです。

 

 作り方

梅と砂糖を詰める

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▲梅が傷んでしまっては困るので、砂糖は惜しまず、目一杯詰めています。最初はすき間ができないよう、上白糖を使いました。

右側のビンの中身はあらかじめ冷凍してあった梅。こちらは水の上がりが早いので、上の方は氷砂糖です。
この時点では、片方につき砂糖を1キロずつ詰めただけなので、隙間が空いたらその都度氷砂糖を加えていく予定です。 

水が上がってくる

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▲一晩立てば、こんな感じ。

右側のあらかじめ冷凍してあった梅を使用した方はかなり水が出ています。さらにもう1日経つと、完全に梅の上まで水が上がりました。

隙間ができたので、ビンを斜めにしてコロコロと混ぜ、残りの氷砂糖を入れました。あとは梅のエキスがしっかり出るまで、時々混ぜながら様子を見ます。

この時点でふたを開ければ、梅のさわやかな香り。できあがりが待ち遠しいです。

左側の生の梅を使用した方は、ほとんど変化なし。水分が出てくるまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。

仕上げ

梅にしわが寄ってきたら(1週間~10日経過したら)シロップと残った砂糖を取り出し、加熱して砂糖を溶かします。あくを取りながら15分ほど加熱。

梅は別に煮て甘露煮やジャムに。シロップは、冷蔵庫で保存しています。

来年のためのメモ

今回は、手に入りやすい白加賀と、梅酒・梅ジュース専用の凰宿の2種類を漬けました。凰宿は初めて購入しました。実はところどころ赤みがかっていて、さわやかな中に甘い香りもあり、楽しみな品種。

県南の産直だと、角田の「あぐりっと」、蔵王の「みんな野」、あとは大河原の「もちぶた館」などに袋に入った梅が並びます。それぞれ良さがあるので、どこがいいとは決められませんが、凰宿を「みんな野」で購入したことは記録しておこうと思います。

今年は5キロ購入しました。あと1キロは冷凍庫の中、できあがったシロップがなくなるころ、また作る予定です。

今回は氷砂糖と上白糖の2種類を混ぜて作りましたが、上白糖は途中かたまってしまい混ぜにくいので、氷砂糖のみがおすすめです。 

梅を購入したお店

角田の「あぐりっと」▼

 

 蔵王の「みんな野」▼

 

 

大河原の「もちぶた館」▼

 

梅シロップのできあがりが今から楽しみです。そのまま薄めてジュースにしてもよし、そのジュースに寒天を加えてゼリーにするのもよし。さっぱりとした梅シロップで夏を乗り切りましょうヽ(´▽`)/ 

 

今回も楽しくお買い物できました。